説明
仕様 | 詳細 |
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焦点距離 | 70-300mm |
開放F値 | F4.5-5.6 |
レンズ構成 | 13群16枚 (EDガラス2枚、非球面レンズ4枚) |
画角 (35mm判) | 34°-8°10′ |
画角 (APS-C) | 23°-5°30′ |
最短撮影距離 | 0.9m |
最大撮影倍率 | 0.25倍 |
フィルター径 | φ72mm |
絞り羽根枚数 | 9枚 (円形絞り) |
最小絞り | F22-29 |
手ブレ補正 | 光学式手ブレ補正 (OSS) |
AF駆動 | リニアモーター |
マウント | ソニー Eマウント (フルサイズ対応) |
外形寸法 (最大径×長さ) | φ84mm×143.5mm |
質量 | 約854g |
特徴
Eマウント初の300ミリ望遠ズームレンズ
キヤノン、ニコンの二大メーカーと比較するとレンズの種類がまだまだ少ないソニー。FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS SEL70300G はソニー初の300ミリ望遠ズームレンズとして脚光を浴びました。200ミリの望遠では満足する写真が撮れないという方におすすめです。広角側の焦点距離は70ミリのため、1本あると幅広いシーンで撮影できますよ。
ソニー高級ラインGレンズ
ソニーのレンズラインナップの中で、Gレンズはドイツの老舗レンズブランドであるカールツァイスと双璧を成す立ち位置です。工学テクノロジーの粋を極めた高性能レンズの証がGバッチ。SEL70300G はGレンズに属します。高級なレンズを試してみたい方におすすめです。レンタルであれば、3日間の参考価格(モノカリ)は12,250円です。
望遠域でも色ズレがない解像力
望遠域では一般的に色ズレが発生しやすいと言われます。SEL70300G は300ミリの望遠端でも色ズレの発生が少ないです。Gレンズならではの光学設計で色ズレの原因を補正。ぼやけることなく、くっきりとした写真を撮影することが可能ですよ。画面すみずみに渡っての解像力の高さは、さすがGレンズと納得する1本です。
スペック・機能
動画撮影でも気にならない静かなオートフォーカスモーター
YouTubeなどの動画配信サービスが人気の今、ミラーレスカメラで動画を撮影する人も多いですよね。動画撮影では、気になることの1つにオートフォーカスのモーター音があります。カメラ本体のマイクはレンズのすぐ近くにあるため、音を拾ってしまいます。データを再生した時にモーター音が入ってしまうとがっかりしますよね。ソニーはオートフォーカスに静粛性に優れたリニアモーターを採用。駆動音は気になりません。
300ミリでも90センチメートルまで寄ることのできる最短撮影距離
最短撮影距離は全域に渡って90センチメートル。望遠端を使って撮影をした際は、まるでマクロ撮影のような写真を撮ることができます。被写体ギリギリに近付く必要がないため、無理のない体勢でマクロ撮影をすることができますよ。また、望遠端を使うことで背景が大きくボケるため、被写体を印象的に際立てることが可能です。
コントラストの高い写真になるSONY独自レンズコーティング
レンズコーティングはソニー独自のナノARコーティングを採用。黒が引き締まる描写で、コントラストの高い写真を撮影することができますよ。また、逆光時に悩まされるゴーストや画面が白くなってしまうフレアの発生も軽減してくれます。ポートレート撮影では人物の顔に影を作らないために、逆光で撮影するテクニックがあります。ナノARコーティングでは、ポートレート撮影でも効力を発揮しますよ。
こんな人におすすめ
スポーツの撮影をする人
子どもの運動会などのスポーツ写真を撮る際、最大焦点距離300ミリの望遠ズームレンズが大きな力を発揮します。200ミリでは捉えられなかった被写体の表情も、300ミリの焦点距離であれば撮影できることが多いです。臨場感のあるスポーツ撮影をしたい人にはおすすめですよ。
被写体に寄った近接撮影をしたい人
望遠レンズを使ったマクロ撮影をしたい方には、最短撮影距離90センチメートルのメリットを強く感じ取ることができます。他の望遠ズームレンズでは最短撮影距離が1メートル以上のものが多いです。SEL70300G は小さな被写体を繊細に拡大して撮影することが可能。ギリギリまで被写体に寄ったダイナミックな写真を撮ることができますよ。